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2.行政書士試験の勉強法とスケジュール

通学か、独学か、通信か――勉強法が決まったところで、次は、本試験までの学習のスケジュールを確認しましょう。通学のメリットのところで、通学の場合には、学習計画の立案は学校に任せて、受験生は学習に専念することができると述べましたが、それでも、学習スケジュールの全体像は、常に自分でも意識しておきたいものです。そうすることで、自分の学習の進度を把握することができますし、学習の進度を把握することができれば、長期にわたる受験勉強の中でメリハリをつけた学習も可能になってくるでしょう。

行政書士試験の勉強行政書士試験は、例年11月の第2日曜日に実施されます。
今から試験日まで、あとどれくらいでしょうか?
本試験までに残された学習期間を確認したら、次に、通学や通信の受験生はカリキュラムの日程を、独学の受験生は手元にある市販のテキストの目次を見てみましょう。行政書士試験の試験範囲は膨大だと、話には聞いていると思いますが、ボリュームのあるカリキュラムやテキストの厚さを通じて、そのことが、実感としてわかることと思います。そしてもちろん受験勉強は、講義を受ければ完璧、テキストを通読すれば終了というわけではありません。それらに加えて、いずれの勉強法の受験生も、同範囲の問題演習をこなさなければなりません。それも、何度も繰り返してです。確かに、通学や通信の場合には、学校に行きさえすれば、あるいはDVDを視聴さえすれば、講義は順調に消化できるかもしれません。しかし問題演習に関しては、試験日を意識しながら、自ら計画を立て、進捗を確認する必要があるので、その点はどうか注意してください。

講座のカリキュラムやテキストの目次を確認することで、そのボリューム感から、大まかなスケジュールの把握・確認を行うことができるわけですが、実はもうひとつ別の側面もあります。カリキュラムや目次の文言を見てみると、馴染みのある用語や、逆にまったく見たことも聞いたこともない用語が目に留まることもあると思います。あるいは「この単元は面白そう」「この法律は難しそう」といった感想を抱くこともあるでしょう。法律の学習経験者と初学者とでは、この辺りの感覚はだいぶ違ってくると思いますが、そうしたファーストインプレッションも、学習のスケジュールを立てる上で参考にすることができます。つまり、馴染みのない、または難しそうと感じた単元については、学習計画も余裕を持って組む必要があります。

海図なき航海が危険であるように、適切な学習計画を持たない受験勉強は無謀というものです。行政書士試験の勉強法を考える上では、ぜひスケジュールという点にも、心を砕くようにしてください。

>>行政書士の業務が分かるインタビュー(提供:フォーサイト)

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